ブドウの苗木(シャルドネ種)の脇の地面に刺さっている「Flower Power」

遠藤やすひろ

10 19

日々是ものづくり

Flower Power その後

 今年の春に植えたブドウの『シャルドネ』も、すっかり落葉して休眠期に入ろうとしています。その『シャルドネ』の栽培環境をモニタリングするために「Parrot Flower Power」を使っていましたが、3ヶ月記録したデータを見てみましょう。

 まずはじめは「温度」のデータです。猛暑日のつづいた夏場には、50℃にも迫ろうという時間帯があり、なかなか心臓に悪い波形を示していましたが、

「Parrot Flower Power」アプリ画面。30度前後を推移する「温度」の折れ線グラフが表示されている。「温度:適量」の文字が見られる。

3ヶ月の変動を示す波形では、せいぜい30℃を少し越える程度で、、、
温度については1日の平均値で示されてるのかな?だとすると、まぁこんなものでしょうか。  8月下旬に10日間ばかり、天気がぐずついていた時期がありましたが、データにもそれが表れてますね。こうしてみると、多少のバラツキはありますが、ある程度周期的に気温の高い時期と低い時期が繰り返されて、徐々に気温が下がってきているのですね。

 8月下旬の天気のぐずつきは「太陽光量」にも表れています。

「Parrot Flower Power」アプリ画面。「太陽光量」が棒グラフが表示されている。8月後半から9月前半にかけて数値がやや低下している。「植物が休眠サイクルに入っています。」の文字が見られる。

このあたりは、傾向的に「温度」とリンクしてますよね。夏場、気温が低い日は天気の悪い日であることが多く、当然日差しも少ないですからね。
 グラフを見ると9月後半から急に数値が上がっていますが、実はこれはこいつ↓を取り外したからです。

シャルドネの苗が植えられた鉢の周囲に葦簀が巻かれている

「温度」の低下を狙って、全く効果のなかった葦簀です(笑)
9月に入って、太陽もだいぶ低くなったのか、葦簀の陰になって実際よりも低い「太陽光量」を示していたようです。しかしそう考えると、葉が生い茂る植物の生育環境を正確にモニタリングしようとすると、この「Parrot Flower Power」の設置場所は、結構制限されるような気がします。ブドウ棚の下に設置しても「太陽光量」は正しく計測できないですものね(^^;)

 続いて「肥料濃度」です。

「Parrot Flower Power」アプリ画面。「肥料濃度」が折れ線グラフで表示されている。起伏が少なく、0〜1前後の数値を推移。「植物が休眠サイクルに入っています。」の文字が見られる。

 これは終始「肥料が足りない」と言われていただけあって、低値安定しています(^^;)
特に生育には問題なかったと思いますが、来年は別の植物をモニタリングしてみて、「肥料濃度」についてどのような判定がされるか確かめてみたいと思います。
 ちなみに「太陽光量」と「肥料濃度」については、データベースによるものだと思いますが「植物が休眠サイクルに入っています。」というメッセージが表示されています。

 最後は「土湿」です。

「Parrot Flower Power」アプリ画面。「土湿」が折れ線グラフで表示されている。20〜30%を推移。9月末頃からはほぼ0%になっている。

 モニタリングしていたのが、夏の時期だったこともあり「温度」と共に、値の変動に気をつかったのが、この「土湿」です。与えた水分量に対して、どの程度水分が保つのか知るのに役立ちました。ただ、気になるのが、9月下旬から急に水分量が0%を示すようになってしまい、、、休眠期に入っているので頻繁に水やりはしませんが、それでも定期的に水やりをしています。ライブモードでモニタリングしてみると、ちゃんとした値を示しているようなので、センサーに問題があるわけではなさそうです、、、何故でしょう。。。

 今年はシーズン途中からの投入だったので、年間を通してのデータを得ることはできませんでした。そのあたりは来年のお楽しみということで、、、次はどの植物をモニタリングしてみましょうか(^^) 

 それでは次回もお楽しみに!