遠藤やすひろ
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ベランダ栽培の「シャルドネ」ですが、日本の「梅雨」を迎えるにあたり懸案事項がひとつ。
それは「雨避け」です。
私もぶどうの栽培を始めるまで知らなかったのですが、ぶどうって雨に滅法弱いそうです。品種によって耐性の強弱はありますが、雨にあたると雨に含まれる病原菌に感染してしまうそうです。雨から完全に身を守るためには、ビニールハウスでの栽培が理想的なのでしょうけど、一般家庭じゃ、そこまでできません(^_^;)
多少雨があたるのはよいとして、最低限、果実に袋がけは必要としても、果樹全体も雨ざらしだけは避けたいところです。今年の生育次第ですが、将来的にベランダの棚をぶどう棚とする場合は、棚全体を雨から守る対策を講じる必要があります。ただし、今年に限って言えば、トレリス仕立ての1段目を雨から守ればよいのです。
とはいうものの、なかなか簡単な方法が思い浮かびません。抜本的な雨対策は来期行うとして、今年作る「簡易雨避け」には、あまりお金をかけたくありません。むむむ、、、
そんなあるとき、母に「ぶどうの雨避け、梅雨に入る前に作らないと~」と相談したら、「傘でも差しとけば」とつれないお言葉。
ん? でもそれ、ありかも。。。と、私のものづくりスイッチがONに!!
それじゃあ、傘差してあげましょう「シャルドネ」さんに(笑)
で、集めた部材がこちら。
左から
- ①ビニール傘(65cm):2本
- ②イレクター メタルジョイント(HJ-6):2個
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③ストロングホック:2セット
- ④自転車パンク修理用パッチ:1枚
- ⑤イレクター パイプ(外径φ28、長さ15cm):2本
- ⑥イレクター ゴムインナー:2個
- ⑦スポンジグリップ(外径φ32、内径φ15、長さ12cm):2本
トレリス仕立ての長さが2mあるので、傘2本でカバーし、傘はイレクターのメタルジョイントを使用して固定します。当初、ベビーカー(自転車?)などに傘を固定する器具を使おうかと思ったのですが、しっかりしてそうな製品は単価が高く、固定強度にも疑問があったので、棚を構成しているイレクターの部品を使うことにしました。
では作り方です。
(1) ビニール傘の柄は必要ないので、パイプカッターで切り落とします。
(2) イレクターのパイプにスポンジグリップを挿入します。スポンジグリップの外径の方がパイプの内径より大きいので、スポンジを握りつぶしながら、少しずつ入れていきます。(パイプ入り口のバリは取っておくこと)
(3) 上の写真くらい入ったら、ビニール傘のパイプをスポンジグリップの穴に差し込んで押し込んでいきます。
(4) スポンジグリップをさらに押し込んでいきます。このくらいまで入ればいいかな?
ちなみに、ビニール傘のパイプの径よりスポンジグリップの内径の方が大きいのですが、スポンジグリップをイレクターパイプに押し込んでいくと、スポンジグリップがつぶされるので、ビニール傘のパイプをしっかりと押さえてくれます。しかし、スポンジなので、ビニール傘は前後左右にある程度動きます。
このような構造にした理由は突風対策です。イレクターのパイプに剛に固定する方法もありますが、それだと突風で煽られたときにビニール傘のパイプが曲がってしまう恐れがあります。そこで、固定部分にある程度の弾性を持たせることで、突風の力を吸収させようと考えました。まぁ、実際にどの程度効果があるかはわかりませんが、多少の効果は期待できるかなと。
(5) ビニール傘のパイプとイレクターパイプの断面位置を合わせます。
(6) ここにイレクターのゴムインナーを差し込んで柄の部分は完成です。
(7) 続いて2つの傘をつなぐための細工をします。ビニール部分に10~15cmの切れ込みを入れます。一方は骨と骨の中間(写真)、他方は骨に沿って切り込みます。(この切れ込みはトレリス仕立ての中心のパイプを避けるためです。)
(8) ビニール部分がこれ以上裂けないように、自転車パンク修理用のパッチを半分に切って、切り込みの付け根に貼り付けます。
(9)(ここからは現物あわせになります)実際にイレクターパイプに固定して、切れ込みを入れたビニール部分をつなぎ合わせるようにストロングホックの位置を決めて取り付けて完成です。
というわけで「シャルドネ」さんに傘差してあげました(笑)
なかなかいい感じでしょ? 雨が完全に防げるわけではありませんが、そこそこ効果ありそうです。まぁ、今年はこれでなんとかしのいで、来年に向けては抜本的な対策を検討をしてみましょ。
次回(7/13)は野菜の植え付けかブルーベリーの初収穫を紹介できるかな。お楽しみに!