遠藤やすひろ
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今回は久しぶりに土いじりのお話です。このエッセイが始まった当初はゴーヤの「グリーンルーム計画」の話題を連載していましたが、緑のカーテンコンテストで受賞したのを最後にしばらく土いじりネタから遠ざかっておりました。
しかし3月に入って、ぼちぼち土いじりのシーズンが始まるにあたり「今年は何を植えようか。。。」と考え始めました。グリーンルームの骨組みもそのまま残っているし、ゴーヤという選択肢はあるのですが、同じことをやっても面白くないし、やるならもう一工夫したいところ。夏野菜は両親が作っているので、あまり新鮮みがありません。ハーブ類も普段から量を使うわけじゃないので、栽培しても持て余しそうだし。
そうして考えていった結果、ある結論に達しました。それは「果樹栽培」です。
昨年来、ジャムづくり明け暮れていることは、こちらのエッセイでも紹介させていただきましたが、手作りジャムとはいえ、主原料となる果物は買ってきたものです。ここで「どうせなら主原料も作っちゃえ!」となってしまうのが私の思考回路です(笑)
というわけで「果樹栽培」が今年、というよりも今後の「ものづくり」テーマの1つになりそうです。果樹となると、1年では成果が出ませんので、早くて2〜3年、普通に考えれば4〜5年でやっと成果が見えてくるので、どこまでこのエッセイでお伝えできるかわかりませんが、気長にお付き合いいただければ幸いです。
ひとくちに「果樹」といっても、その種類は様々。私自身のスキルと栽培目的を考えると以下の基準で育てる「果樹」を選考してみようと思います。
(1)初心者でも栽培が比較的容易であること。
私は全くの果樹栽培初心者です。野菜だって去年のゴーヤが初めてです。平日は仕事があるので、手をかけられるのは週末になります。なので、あまり手間がかかるものはNGですし、ある程度放置しても大丈夫なものが好ましいです。
(2)ジャムの原材料になりそうな果物であること。
まぁ、ジャムにできないものってほとんど無いと思いますが、できればジャムにして美味しいものがいいですよね。自家栽培だから皮も安心して使えるのがうれしいです。
(3)市場であまり流通していないこと。
どうせ作るなら、市場に出回っていなくて自分で作るしかないようなものが面白いですよね。一般的な果物でも、あまり見かけない品種だと、つくるモチベーションもアップします。
(4)できれば日陰でも育てられること。
これは我が家の日当たりがあまり良くないため。庭は南向きなのですが、いかんせん家が北斜面に建っているので、冬の間は庭に日が差しません。2階は日当たりが良いので、バルコニーでの栽培は問題ありません。
果樹栽培の本やネットで調べていくと、どうやら「ブルーベリー」が果樹栽培入門に適していそうなので(1)はOK。(2)について、ジャムにして美味しいのは間違いないですし、(3)に関しては「ブルーベリー」として市場に大量に出回ってますが、品種が非常に多いので、多品種を栽培してその違いを楽しめそうです。(4)についても、日照条件が「日なた〜半日陰」なので、我が家でもなんとかなりそうです。
また「ブルーベリー」を調べているなかで見つけたのですが、同じ「ベリー系」の「カーラント類」(スグリ)、「グーズベリー」なども面白そうです。初心者向けかどうかはわかりませんが、ジャム向きな果実、市場に出回らない希少性、日照条件が「半日陰〜日陰」(カーラント類)と完璧です。
というわけで、まずは「ブルーベリー」と「カーラント類」「グーズベリー」を育ててみようと思います。早速、苗を探しに近所の果樹販売店やホームセンターなどをまわってみたのですが、選択できるほど苗の種類が豊富でなく、今ひとつだったため、ネット通販で苗を購入してみました。正直、ネット通販は、ものを見て買えないので、苗が届くまではかなり不安でしたが、結果的にはほぼ満足できました。
ちなみに、ネット通販サイトはこちらを利用いたしました。
「花ひろばオンライン本店」http://www.hanahiroba.com
購入したのは「ブルーベリー」ノーザンハイブッシュ系6品種6苗
(1)デューク
(2)スパルタン
(3)パトリオット
(4)ブルークロップ
(5)ポラリス
(6)ブリジッタ
そして「カーラント類」4苗
(1)ブラックカーラント
(2)レッドカーラント
(3)ホワイトカーラント
(4)グーズベリー
です。「ブルーベリー」は2年生、「カーラント類」は1年生かな?
今回、育てる果樹が決まったので、次回はその植え付け模様を紹介したいと思います。お楽しみに!