遠藤やすひろ
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はじめまして、こんにちは。
私はとある音響機器メーカーで製品の開発に携わるサラリーマンです。
いわゆる「ものづくり」の現場にいるのですが「ものづくり」は工業製品だけの言葉ではないと思っています。例えば、料理も広義の「ものづくり」だと考えています。
というのは、料理を作る工程が、基本的には「ものづくり」の工程と同じだからです。工程というのは、ただ単に「作る」工程だけでなく、何も無いところからお客様へ「もの」を提供するところまで全てです。
私は「ものづくり」が好きで今の仕事に就いているのですが、ここでは、私生活での広義の「ものづくり」を紹介して、皆さんにその楽しさを感じていただけたらなぁと思っています。特に最近は「食」にする「ものづくり」に興味があるので、そんな話題が多いかもしれません。
さて実は私、昨年の夏に実家の二階部分をリフォームして両親と同居を始めました。
それまではひとり気ままな独身生活を送っていたのですが、親も、もういい歳だから心配で、、、というのは表向きの理由で、赤の他人に家賃を払うくらいなら、家賃+生活費を親に払った方がいいよね、というのがホントのところです。
「孝行息子」を演じる「出戻り息子」(^^;)
いきなり脱線気味ですが、本題へ戻りたいと思います。
実家に戻ってやりたかったことのひとつが野菜の栽培です。
もともと両親が実家の庭で野菜を栽培していて「自宅でもこんなに美味しい野菜が採れるんだ!」と感動したのがきっかけです。
もちろん、アパートでもプランターで野菜を栽培することはできますが、やはりある程度、スペースが制限されますし、ひとり暮らしだと長期で家を空けるときの世話も考えなければなりません。
、、、と、考えるとちょっと億劫になってしまうんですよね。
しかし、ここで「出戻り息子」にチャンス到来。
庭付き一戸建ての実家は、野菜の栽培には持って来いの環境。
ただ、既に両親も庭で野菜を作っているし、初心者の私が初めから手広くいろいろな種類を作るのもリスクが伴うので、まず手始めに「ゴーヤ」を栽培することにしました。
理由は
(1)ゴーヤが好き(もちろん食材として)
(2)グリーンカーテンを作りたい
(3)比較的、栽培が容易
の3つです。
私の住んでいる二階部分の東南角に、四畳ほどのバルコニーがあるのですが、あまり有効利用されていないので、このスペースを使ってゴーヤを栽培することにしました。
また、二階の部屋は、夏の日差しが強く照りつけ、一階とは比べものにならないくらい暑くなります。なので、グリーンカーテンの効果も期待できます。バルコニーには屋根がありませんので、東側と上面をゴーヤで覆って、グリーンカーテンならぬグリーンルームというイメージで棚を作りたいと思います。
栽培する野菜が決まったら、必要なものを購入していきます。。
・ゴーヤの苗
近所の農協でひと株150円で購入。昨年、実家で購入したゴーヤの苗も同様に農協で購入したもので、5株の苗から150本ほどのゴーヤが収穫できたそうです。実績のある苗ということで、4株購入しました。
・プランター
ホームセンターで野菜用として売られている容積の大きいものを2個購入。ひとつのプランターに苗を2株ずつ植えます。
・ゴーヤ棚
今回は「カーテン」ではなく「ルーム」にするため、直方体の骨組みを作成し、それにネットをかけてゴーヤを這わせます。骨組みには、ホームセンターで購入できる矢崎化工株式会社の「イレクター」(https://www.yazaki.co.jp/seihin/what_ire.html)のΦ28のパイプとメタルジョイントを使用します。直方体のサイズは、底面2m x 2m、高さ2.5mで、バルコニーのフェンスや軒先を利用して固定します。
・ネット
網目のサイズが10cmのものでサイズは2m x 4m
その他、園芸用支柱や、腐葉土、培養土は実家にあるものを利用させてもらいました。
以上の準備を経て、できたゴーヤ棚がこちら。

プランターに入れる土ですが、底に赤玉土(中粒)を敷き、その上に自宅の生ゴミや枯葉で作った堆肥を2/3程度の高さまでいれ、残りは市販の培養土と腐葉土を入れました。父親曰く、この自家製堆肥がポイントで、生育具合が俄然違ってくるとのこと。
ゴーヤ棚の骨組みに使用した「イレクター」ですが、ちょっと過剰スペックかなとも思いましたが、通年で設置してもおいても良いようなしっかりしたものに仕上がりました。冬はビニル製のシートをかぶせてビニルハウスにしちゃうとか。
また、プランターのまわりのフェンスに張り巡らされている葦簀(よしず)ですが、これは土埃や枯葉などの飛散防止が目的です。二階のバルコニーにプランターを設置したこともあり、風の強い日に土埃などが舞うと、ご近所さんに迷惑がかかると。これは元々父親のアドバイスだったのですが、父親自身は「ブルーシートで取り囲んでおけばいい」みたいなことを言っておりました。しかし、それではあまりにも見た目が酷いので、いろいろと考えた結果、葦簀を使って飛散防止柵を作ってみました。ブルーシートほどしっかりブロックはできませんが、逆に風通しも期待できるし、見た目もGoodでしょ?
というわけで、かなり立派なゴーヤ棚ができてしまいましたが、これでゴーヤ自身が貧相だったらどうしましょ。。。
さて、苗を植えてから20日後のゴーヤです。

それなりに成長してます。
しかし、後で知ったのですが、ゴーヤは摘心栽培するのが基本だとか(^^;)
ゴーヤの雌花は子蔓や孫蔓に咲くことが多いそうで、苗を植え付けて、少し根付いたところで摘心すると、その脇から子蔓が発生しやすくなるそうです。
んーでも、時すでに遅し。。。
まぁ、親蔓さんには先頭きって伸びていただき、上面を進んで軒先まで伸びたところで摘心させていただきます。
さらに20日後のゴーヤです。

4本の親蔓さんは無事上面に到着。さらにその先を進んでおります。子蔓さんも早いものは上面に届きそうな勢いで伸びております。このあたりから、子蔓さんの交通誘導が忙しくなってきます。1日でも目を離すと、あらぬ方向へ伸びようとするので、朝晩のチェックは欠かせません。写真を良く見ると、ネットにブルーのピニル紐が結びつけられているのがわかりますが、これが交通誘導の結果です。
さて、この頃になると、

小さいながらもゴーヤの実が膨らみ始めます。
これでちょうど5cmくらい。なりはちっちゃいですが、形だけは一人前の姿をしております(^^)
この実がどのくらいまで成長するのか、まだよくわかりませんが、次回はゴーヤの初収穫の様子をお伝えできると思います。
また、それに合わせてゴーヤを使ったレシピも紹介したいと思いますのでお楽しみに!